現時点では人工知能の研究は盛んですが、利用に関しては黎明期です。ネットニュースでは利用事例が多く発表されていますが、まだまだ成功事例は少ない状況です。この時期は費用対効果がつかみにくく、又、ターゲット顧客も掴み切れない時期であり、必要とは思うが事業計画を作成しにくい時期です。だからこそ他社に先駆けて進めることで先行者利益を得ることが出来ます。

　当センターに所属する経営コンサルタントがエンジニア、研究者と連携をとり、お客様の計画の作成を支援します。

　当センターでは、人工知能（AI）導入ありきではなく、お客様にとって「自社の強み」を伸ばすことを最大の目的として対応させていただきます。進め方は、以下の順番で進めますが、お客様の状況、要望に合わせて変更することも可能です。

　当センター所属の経営コンサルタントがお客様と話し合い経営課題を明確にします。その経営課題がAI技術を使うことが最適かどうか、当センターが中心となり、AI研究者、開発会社と連携をとり検討を行います。

　検討の結果、有用と判断した段階で、お客様とプロジェクトを進める上での事業計画、資金計画、人材育成計画、知財管理、販売方法を検討し、可能と判断した段階で正式にプロジェクトを立ち上げることを支援します。

　当センターは、AI技術スキルを提供することだけでなく,開発を進める上での開発会社とのマッチングを支援します。さらに、資金の確保、社内人材の育成、開発したプロダクトの知財確保、販売支援までトータルで支援を行うことを目指しています。

（１）H2OオープンソースAI　（H2O.ai社）の導入支援

　H2Oは、世界をリードするオープンソースのディープ・ラーニングを含む機械学習プラットフォームです。 H2Oは世界中の8万人以上のデータ科学者と9,000以上の組織によって使用されています。各種分析モデルを装備し、FFNN（Feedforward neural network）によるディープラーニングをおこなうことが出来きる無料で利用できるAIプラットフォームです。

　プログラムを作成する必要がない、ブラウザ上で起動することができ、パラメータを設定するだけで実行することができます。

　企業内の非技術系の社員である営業や人事など、データ分析とは無縁だった分野の人でも、少し学習することで利用することができます。非技術系社員を再教育するコストを低く抑えることができまる有効なAIツールです。

（４）Cloud AutoML Vision（Google社）導入支援
現在、Google社は、5つのAutoMLツールを提供しています。AutoML を利用すると、機械学習の専門知識が不十分でも、高品質のモデルを作成できます。Cloud AutoML は、転移学習とニューラル アーキテクチャ、検索テクノロジーを活用するプロダクトです。

クラウド上で利用することが出来るため、容易に利用することが出来ますが、データ量が多い場合は、従量課金のため注意する必要があります。

２.動画認識（AutoML Video Intelligence ベータ版）：強力なコンテンツ検出機能と魅力的な動画体験を可能にします。

３.言語認識（AutoML Natural Language）：機械学習によって、テキストの構造と意味を明らかにします。

４.翻訳（AutoML Translation）：言語を動的に検出し、翻訳します。

５.予測分析（AutoML Tables ベータ版）：構造化データに基づいた最先端の機械学習モデルを自動的にビルドおよびデプロイします。